ありがとう

奥さんのひとりごと

今日は山でアーシングをした。
通りすがりのおじいちゃんが、
『あっ、裸足やね~!裸足は気持ちがいいやろ~!』
と、満面の笑みで声を掛けてくれた。

なんか嬉しかった。

こんな事思ったり書いてはいけないと分かっているが、
わたしは、人でありながら人が嫌いだ。
理由は言わなくても、
みんな人だから多少は理解してもらえると思っている。

それでも、人の笑顔は好きだ。
おじいちゃんが笑顔になってくれた事が嬉しかった。

そして、桜や野花が優しくて嬉しかった。
緑が茂り、鳥がささやき、土が温かく包み込んでくれる。

わたしは本当に何も望まない。
充分過ぎるくらい与えてもらっている。
返せないのに、もらうだけもらっている。
返すどころか、破壊し続けている。

申し訳なくて、つくづく人が嫌になる。

川を汚すものは使わないし、
土を汚して作られたものは買わない。
それでも車に乗り、空気を汚してしまう…

毎日、ただただ自然に感謝している。
涙が出るくらい感謝している。

いつかまた、自然が中心の世に戻りますように。