もうひとつの魔法(幽体離脱?)

奥さんのひとりごと


かなり前に、魔法が使えた話を書いた。
もう一つあったので今日はそれを書こうと思う。
というのも、昨晩、布団に入ってぼーっと天井を見上げていたら、
ふとある光景が浮かんできて、そこから一気に思い出したので。

「布団から見上げた天井はどんな光景ですか?」
と、もし聞かれたとしたら、みなさん何と答えますか?
だいたいは、壁紙が白いとか、こんな電器とかが頭に浮かぶと思う。
勿論、わたしもそうだけど、昨晩何となくぼーっと天井を見上げながら
小学生の時に住んでいた家を思い出していたら、 違う光景が頭に浮かんできた。
それは、天井から見下ろした時の光景…

あの魔法が使えたのと同じ、小学3年か4年だった。
天井の隅に背中を付けて、ダルマ浮きの様に浮かぶことが出来た。
いつの日からかは覚えていないけど、天井にスピーカーがあるかを
確かめに行った記憶もあるから、その時からかもしれない。
例えるなら、水面に浮いてるような沈みそうな感覚。
そこを自分で絶妙に調整しているような感じ。
角でじっとしてるのが安定感があるけど、
壁に沿って横に移動してみたりしていた。
浮いている時の自分の体や手足を見た記憶はない。
手や足を使って移動するというより、肩で移動する感じ。
夢の中で飛んだことがある人はわかるかもしれないけど、
この浮いている感覚は、飛ぶ時と同じだと思う。
ちなみに、寝床からふわふわと浮いて天井に行くのではなくて、
浮きたいと思ったら、次の瞬間、天井から見下ろしている。
天井や壁をすり抜けたりはしない。
浮く感覚が面白くて楽しくて、その時のわたしにとってはただの遊び。
他の部屋も行ってみたかったけど、お母さんにバレたら怒られると思って、
こじんまりと遊んでいた。
姉と並んで寝ていたので、姉が寝ているところを見たことがある。
寝ている自分は見たことがない。 きちんと確かめたわけではないけど。
自分は体ごと浮いていると思っていたから、もし自分が寝ている所を見たら、
相当パニックになっただろうなと思う。
何回浮いて遊んだかとか、はっきりとは覚えてないけど、
とにかく、天井から見下ろした光景と一部の記憶が残っていた。

実は、17才の時にちょっと近い経験をしている。
同じ状況を作れば、もしかしたらまた浮けるんじゃないかと思っている。
長くなったので次回に…