福岡県福津市の神社を巡った帰り、れんげ畑を見付けた。
れんげ畑には、楽しい思い出がある。
幼稚園の頃に住んでいたビルの前も、
春が訪れると一面れんげ畑になった。
もう嬉しくて嬉しくて何時間でも居れた。
わたしは、れんげ畑の真ん中で小さなミステリーサークルを作り、
その中に入るという遊びがどういう訳か好きだった。
れんげはものすごくいい香りがした。
今思うと、踏み倒してしまったからより香ったのかもしれない‥
申し訳ないことをした。
わたしは、ミステリーサークルの中で猫のように丸まり、
れんげ畑を満喫した。
蜂がそこら中で蜜を集めているが、全然気にならない。
太陽に照らされたレンゲは抜群に美しくて、
心がいっぱいに満たされた。
その感覚は今でも忘れない。
今日は、久しぶりにれんげ畑を見れて良かった。
やはり、わたしにとって大切なことは
とてもシンプルで単純なことなんだと思う。
