三池炭鉱宮原坑跡(第二竪坑施設)福岡県大牟田市

奥さんのひとりごと


三池炭鉱宮原坑跡(第二竪坑施設)福岡県大牟田市
1901年竣工(明治34)

そもそも宮原坑は、地下水を汲み上げて排出することを主な目的として
設置された坑口とある。イギリス製のデビーポンプという、
非常に高価な排水ポンプを導入して地下水が問題を克服したようだ。
坑底内にはダムも備わっていたとあるけど…?

深さ約160メートルの竪坑から石炭が掘り出されていたが、
今はコンクリートで閉塞されてる。
宮原坑では、三池集治監(刑務所)に収監されていた囚人たちが従事し、
その厳しい労働から「修羅坑」とも呼ばれていた。
↓旧三池集治監(刑務所)外塀  現在は、三池工業高校


↓左下の写真、石積の排水路…。


↓すぐ横には、「三池炭鉱専用鉄道敷跡」もある。

埋まった?




ちなみに、2015年7月には、大牟田市内の宮原坑・万田坑・専用鉄道敷跡が
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されている。