デジャブとは、以前にもどこかで同じものを見たことがある気がする
現象のこと。
小学2年生の時に一度だけ味わったことがある。
父親と車で山道を走っていた時のこと。
わたしは、何故だかその山道を知っていた。
引っ越してきたばかりで知るわけないと、父親は全然相手にしてくれない。
このカーブも知っている。
開けた所に出るのも知っていた。
すでに何台か停まっている後ろに父親は車を停めた。
お父さんも少し迷ったくらいだから、知らない所だよと念を押された。
時効かなっと思うから言うけど、父親は近所の人から
山の湧き水で洗車ができる穴場があると教わってそこに来ていた。
わたしは水遊びをしたり、バケツでばしゃばしゃと車に水をかけたりして、
とても楽しかった。
次に行った時には【ここで洗車をしないで下さい】という看板が設置されていた。
デジャブ
