今回は、有田焼の歴史について調べたので、少し紹介したいと思います。
有田焼は日本で初めて生産された磁器とされています。
はじまりは、豊臣秀吉の朝鮮出兵です。
朝鮮出兵後、有田を含む肥前国の領主であった、鍋島直茂によって、
朝鮮の陶工たちが日本に連れてこられました。
その中に李参平というすぐれた陶工がいました。
彼は、良質で大量の白磁石「泉山磁石」を発見し、
1616年(元和2年)に天狗谷窯(白川)の地で、
日本初の白磁器を産業として創業しました。これが有田焼の起こりとのことです。
彼の死後、3年後に建立された「陶山神社」では、祭神として祭られています。
また、子孫も陶芸に従事していて、現在では14代目李参平の方が、
有田町に住みながら、陶工として活躍しております。
やはり、佐賀県は韓国と近いだけあって、
昔から密接な繋がりがあることが分かりました。
日本と韓国の文化の融合である、
この有田焼が今後も発展を遂げることを願っております。
※そういえば、以前行った佐賀のゴルフ場で、
韓国の団体旅行の方々を見かけたのを思い出しました。