先月の話。
洗濯をして、横の洗面所で手を洗っていると、
ふと、おばあちゃんちの匂いがする。
五右衛門風呂の鉄と、薪を燃やした匂いに、
壱岐の海風、森林、牛小屋の香りを混ぜた、
とてもとても懐かしい匂い。
外からの匂いではない。
目を閉じて、おばあちゃんちを思い出していたら、
30秒程で匂いが感じなくなった。
まだ匂っていたかった。
次の日、YouTubeを観ていたら、今日はお彼岸だと話していた。
すると、相手の人がお彼岸は明日だと訂正していた。
つまり、おばあちゃんちの匂いがしたのは、お彼岸の2日前ということ。
恥ずかしい話、お彼岸を気にしたことがない。
お彼岸って、一日だけだと思っていたら、
9月の「秋分の日」の前後3日を合わせた7日間もあるらしい。
(同じく3月の「春分の日」も。)
そして、偶然に、お彼岸の前日に亡くなった身内が帰ってきた、
と言っている人がいた。
お彼岸の期間ズレてしまってるんじゃない?
と、思ったりした。
本当のお彼岸
