一昨日、金縛りにあった。
昔から、時々ある。
横になり眠る寸前か、真夜中に起こる。
中3の時、一度だけ真昼間になったことがあった。
それは最後に書くとして、とりあえずは一昨日のことから。
夢と現実が半々の中、体が全く動かなくない。
胴体が重苦しくて、息がし難い。
毎回、黒い影がすぐ横にいるのが分かる。
怖くて目をぎゅっとつぶり、起きたい起きたい起きたいと、
動かない体に精一杯力を入れてもがく。
一昨日は、子供も数人いるようだった。笑い声も聞こえた。
長くもない短くもないくらいの時間、多分30~40秒くらいで、
一気に体が動かせるようになりしっかり現実に戻った。
途中で、ほぼ現状が理解できているのでめちゃくちゃ怖い。
明晰夢なのか、現実に起こっているのか…。
必死で侍を呼ぶときもある。
喉がぎゅっと絞まって声が出しにくい。
横にいるから何とか気付いて欲しいと思うけど、聞こえないらしい。
そうそう、これまた厄介なことにまた寝ようとすると、
高確率で同じことが起こる。
経験から、手を繋いでいると起きないことがわかったので、
一昨日もそうして休んだけど、うっかり手のつなぎ方がゆるかったので、
またなってしまった。
長くなりそうだけど、次は中3の時に真昼間に金縛りなった話。
寒い冬の日だった。
昼間、友達の家に5人で集まって遊んでいた。
漫画を読んだり、取りとめのない話をしたりしていた。
わたしとAちゃんは、ヒーターから一番遠い所に居たので、
大きなひざ掛けを借りて潜り込んでいた。
わたしは何とな~く、目をつぶりながら友達のバカ話を聞いていた。
仲の良い友達の笑い声、すごく楽しい時間に思っていた。
すると、左のほうから何か音が近づいてきている。
すぐにものすごい音量になって、友達の声はかき消された。
音の種類は未だに例えれない。(題名をつけるなら、地獄。)
字にしたら、ウワァンワァンみたいな感じ。
低い音も高い音もしている気がする。
鼓膜が破れそうなくらいの音量。
耳を押さえたかったけど、体が全く動かない。
そして、その音はわたしの左耳から入って、頭の中をぐるぐる回り出した。
『Aちゃん助けてーAちゃん助けてー』
と、声をふり絞った。
その音は、5~6回転して、右耳から出ていった。
音が遠ざかると同時に一気に体が動かせるようになり、わたしは叫んだ。
『なんで助けてくれんかったとー』
半泣き状態のわたしを見て、みんな??となっている。
一部始終を話したが、みんなから、そんな音もわたしのSOSも、
全然聞こえなかったと言われた。
完璧に起きている状態で金縛りにあったのは、この一度だけ。
ちなみに幽霊?は見たことない。
幼稚園の時の座敷童?だけかな。
金縛り
