37℃の溶けそうな中、『門司港レトロ』に行った。
まずは、上の写真の”門司港駅”から。
門司駅(当時の名前)は、九州鉄道の起点として1891年(明治24年)に、
今の駅舎から200メートル程離れた場所に開設されたらしい。
検索しても画像は出てこなかった。
現在の駅舎は、1914年(大正3年)に作られた2代目、
ドイツ人技師によって監修されたネオ・ルネッサンス様式の木造建築らしい。
2012年から6年かけ、創建以後に手を加えられた部分を原型に戻す工事
が行われ、大正3年当時の姿に復元された。


駅舎の横には、関門連絡船就航当時1901年(明治34年)に、
駅から桟橋までの約100mを結んでいた「関門連絡船通路跡」が
残されている。
当時の駅は、200メートル先にしかないはず…。


この真横もこんな感じ…

そういえば、駅舎の待合室の窓の高さに違和感を感じる。


きちんと調べつくせてはないが、長くなるので次。


“旧大阪商船”
大正六年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものらしい。
当時は、門司港から一ヶ月に60隻もの客船が出航していて、
その拠点の一つとして賑わっていたということ。
現在、一階はギャラリーで、2階は貸しホール。
エンドゥさんの動画で見たように、八角形、ストライプ、レンガ。


このくらいから、もう汗だく。
猛暑の中、みんなはマスクをしている…

遠くに赤レンガの建物が2つ見えている。
暑くて向こうまで歩く気になれず、ここから写真撮影だけ。
㊧”旧門司税関” 明治45年(1912)に建設されたらしい。
平成六年に北九州市が赤煉瓦を特注し、建物の復元を行った。
喫茶店、休憩室、展望室、常設の展示室あり。
㊨”大連友好記念館”平成7年(1995)
大連の歴史的建造物を北九州市が複製。こちらは新しい。
次は、上の建物のさらに奥あたりにある、かつて倉庫だったとされている所。
現在、駐車場として利用されている。


次は車で移動して、『門司赤煉瓦プレイス』
まずは、旧サッポロビール醸造棟(大正2年築)



平成12年度まで醸造所として稼動。
中は、年に2回程公開。
ランチやディナーができる店も有り。
次は、倉庫棟(大正2年築)


予約したら(有料)借りることができる。
今は、ワク千ソ会場になっててドン引き…。
次は、組合棟(大正6年)
写真館が入っている。



次は、北九州市門司麦酒煉瓦館(大正2年)
市民ギャラリーとして(有料)借りることができる。




すごく味のある赤煉瓦の建物達だった。
ワク千ソ会場にされていたのを見たときには、
2℃くらい涼しくなった…。