雑談と、もうひとつの魔法の話の続き

奥さんのひとりごと


幼い頃から母親に、「この子は変わっている」と言われ続けていた。
何か問題をおこす度に、「だいたいあの子は変わっているから、
こんなことをする。」と、陰で父親に言っているのを聞いた事があるから、
本気で思っているようだった。今も思っているに違いない。
でも、わたしからしたら母親も充分変わっている。 蛙の子は蛙。
このとんでも騒動も、飲み込みが早くすぐに戦中だと理解した。
さすが、わたしの母親だと思った。
小学生の頃から思っていたけど、母親は本能が凄い。
例えば、なんとか募金とか、なんとか放送のことなど、
ただのおばさんなのに何故だか察知していた。
定期的になんとか放送と戦う母親の姿が、逞しくかっこよく見えた。
でも、小さい時から問題児のわたしなので、母親とは微妙な距離があり、
思春期には、まぁまぁの反抗期を向かえてしまった。
今は適切な距離感で仲良いけど。
雑談はこのくらいにして、この前の続きを書きます。

体力の限界で家に帰った17才のある日こと。
ふらふらのままお風呂に入り、2段ベットの上に何とか上がり、
倒れるように横になった。
ずーんと蟻地獄に埋もれていく感じ…
体中がしびれて、感覚が無くなっていく…
手も足も体も、砂になってしまったような錯覚。
当時、この感覚について友達と話していた。
近くの公園に”蟻地獄”という、
なかなか忠実に再現された砂場があったので、
イメージしやすく話が結構盛り上がった。

泥のようになって寝ていたわたしは、ふと違和感に気付いた。
目の前に天井がある。
挟まれると思って一瞬恐怖を感じたけど、
それ以上のアクションはないし、痛くもない。
夢と現実の狭間で、何となく押し返してまた泥になった。

これは3回はあったと思う。
2回目からは「あっ、またか…」ってぐらいで、
眠すぎるし面倒臭いと思いながら、なんとなく押し返して寝ていた。

“究極に疲れている時に見る夢”くらいに思っていたけど、
もしもそうじゃなかったら…。
これは、再現出来る可能性がある!?
砂になって泥になるタイミングで、体を起こそうとしたらなるような気がする。
しかし、その為には2日はオールしないといけないのと、
ただ起きているのではなくて、マックスで活動しなくてはいけない。


ただただ爆睡して、2~3日体調崩しそう(笑)