昨日の続きを書いておこうと思う。
その飛行団体の中に、
定規のような細長い形もいる。
同じサイズの窓がいくつも並んでみえる。
まっすぐ飛行していると思いきや、
突然、部分的に変形しながら、
垂直に降りてくる時がある。
着陸したであろう辺りから、
白っぽい人型がだんだん見えてくる。
必死で逃げるが、足が言うことを聞かない。
這うように、丘のふもとにあるロッジに逃げ込む。
一瞬しか見れていないのだが、
フルフェイスのような少し大きい物で顔が覆われている。
ライダースーツよりもかなり分厚いものを着ている。
ずんぐりむっくりしている。
中は人なのか、ロボットなのか。
追いかけられり、捕まえられたりしたことはない。
ところで、
そのロッジは欧米系のおじいさんのもの。
おじいさんは怖くはないみたいで、
大きな窓から外の様子を見てくれる。
もう大丈夫だと言われるまで、
じっとうずくまっている。
毎回、何が起こっているのか、
さっぱりわからない。
恐怖で忘れられない。
こう書くと、おそろしい世界だが、
実は殆どを普通に楽しく過ごしてきた。
時々水が氾濫する事、おかしなものが現れる事、
を除いては、令和の日本よりも断然良い。
また気が向いたら書こうと思う。