夢の中のもうひとつの世界②

奥さんのひとりごと

昨日の続きを書いておこうと思う。


その飛行団体の中に、
定規のような細長い形もいる。
同じサイズの窓がいくつも並んでみえる。

まっすぐ飛行していると思いきや、
突然、部分的に変形しながら、
垂直に降りてくる時がある。

着陸したであろう辺りから、
白っぽい人型がだんだん見えてくる。
必死で逃げるが、足が言うことを聞かない。
這うように、丘のふもとにあるロッジに逃げ込む。

一瞬しか見れていないのだが、
フルフェイスのような少し大きい物で顔が覆われている。
ライダースーツよりもかなり分厚いものを着ている。
ずんぐりむっくりしている。

中は人なのか、ロボットなのか。

追いかけられり、捕まえられたりしたことはない。


ところで、
そのロッジは欧米系のおじいさんのもの。

おじいさんは怖くはないみたいで、
大きな窓から外の様子を見てくれる。

もう大丈夫だと言われるまで、
じっとうずくまっている。

毎回、何が起こっているのか、
さっぱりわからない。

恐怖で忘れられない。


こう書くと、おそろしい世界だが、
実は殆どを普通に楽しく過ごしてきた。 

時々水が氾濫する事、おかしなものが現れる事、
を除いては、令和の日本よりも断然良い。




また気が向いたら書こうと思う。